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9 春はいい

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 たいせいの生きいき人生論-(9)
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◎ 冬の後は春が来る

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9 春はいい
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春はいいものです。清少納言ならずとも夜明けが早くなるし、寒さも
和らぐので「めでたし」でありましょう。

特に雪国の春は一段とうれしいものです。

それまで雪に覆われていた山野が春の日差しに照らされます。雪国の
春は「しみわたり」と「猫柳」それに「川のせせらぎ」です。何故こ
の組み合わせでしょうか・・・?

春近い晴れた朝には、雪がカチカチになります。子供達はきまって
「しみわたり」で学校へ・・・。

学校に着くと先生が「今日は天気がいい。皆外へ出てしみわたりしょ
う。」みんな「ワーツ」と喜び外へ飛び出し、誰唄うともなくうたう歌
がなぜか「夏も近づく八十八夜・・・。」一面の雪の上は何処までも
続く白いグランドです。

唄いながらたどり着いた川のせせらぎが、春の陽にキラキラと目にま
ぶしく光ります。そのほとりに、柔らかい毛に覆われて、丸く細長い
灰色の猫やなぎをみつけると、ここにも長い冬をじっと耐え、一生懸
命に春を待っていた仲間がいたと、言いようのない喜びを感じるのです。

そして雪どけ・・・。顔を出した蕗のとう、春は感動の季節です。

最近、暖冬や生活様式の変化で、このような体験をする機会が少なく
なりました。ですが、季節は間違うことなく巡ってきます。

世の中挙げて「不景気」です。辛い時、苦しい時にこの「季節の巡り」
を考えてみたいものです。「春は必ず来る」のですから。

※「しみ渡り」:春が近くなると雪が解けはじめ水分を含んでくる。
前の晩の冷え込みが厳しいほど朝には雪がカチカチに固まる。その上
を人が歩いてももぐることなく、普段道路でない所(田や畑や野原)
を何処までも歩き渡ることが出来る様子を言う。


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◎ 発行者:たいたい(中年・男性・O型・うお座)
◎ 平成21年2月5日創刊
◎ 見方・生き方・人生論かな?
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