学習

1 学びも育ちも個性に合わせて

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 たいせいの生きいき人生論-(1)
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1 学びも育ちも個性に合わせて

 この世に同じ人間は一人もいないという。一卵性双生児に見るように、顔や姿がそっくりだとか、性格や行動が似ているケースはあるかもしれないが、「十人十色」と言うように人夫々皆違うのが、人間であり神様の采配なのだろう。
 職業柄各種講習会・研修会のお手伝いをする事が時々ある。そこでいつも感じるのが「個性の違いと教え方」である。教育や人材育成ではこの個性に合わせるこ とが重要だ。そこで一人の生徒に一人の指導者で、ということになるが、現実では、ナカナカそうは問屋が卸してくれない。そこで指導方法の工夫だ。
 学校でも家庭でも子供によく「勉強しなさい」と言う。ところが子供の方は「勉強の仕方が分からない」というケースが案外多い。つまり「個性に合わせて教え る」という指導が肝要になってくる。卑近な例で恐縮だが我が家の娘二人の場合、小さい頃風呂に入れるのが私の担当だった。二人とも風呂好きだが首までも ぐって温まるのが苦手。そこで「十数えるまでもぐっていなさい」ということになる。娘二人で数を数える。ところが二人の間で違いがある。姉の方が一から十 までナカナカ覚えない。数え方もどこかタドタドしく心もとない。一方、妹は二歳下にもかかわらず実に滑らか。「一~二~三~」と謳うように覚えてしまう。 ところがその先、つまり十一から先を覚える時、姉は教えなくても百まで数えられるようになり、途中で間違えても飛ばしても自分でその数を発見する事が出来 た。妹はこれまでと同じように滑らかではあるが、教えたところまでしか数えないし間違えると最初からやり直す次第である。このことを少し理屈をつけて考え てみると、姉は序列で覚え、妹はリズムで覚える。つまり二人は覚え方が全く違うのである。
 そこで教え方になるが、姉の場合は理論から入って答えを導き出す。妹の場合は先に答えを見せて「この問題はこう解くのだから覚えなさい」と教え、後から理論を説明する、という方法になる。これを逆にすると旨くいかない。
企業でも自治体でも教育・人材育成に力を入れているが、夫々持てる個性を活かす事により、力も発揮し成果も違ってくる。適材適所に意味があり効果もあることになる。 個性に合わせた指導方法が事の外大切だと思う。

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◎ 発行者:たいたい(中年・男性・O型・うお座)
◎ 平成21年2月5日創刊
◎ 見方・生き方・人生論かな?
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